粘土質の土壌を改良する方法について(2)
先に載せた記事は読み返すと少し面倒だ。
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土壌改良の手順
(1)ペットボトルが入るくらいの穴を開ける。500ミリのものでも2リットルのものでも構わない。面積も深さもその程度言うことだ。勿論、より広くより深くならモアベターということになるが状況次第です。樹木の太い根は傷つけないこと。
(2)掘り出した土をふるいに掛けてゴミ・石・根っこを除去する。古いの目は粗いものを利用する。細かい目を使うと本当に粘土ばかりになります。
(3)腐葉土を用意する。腐葉土は買っても安いです。手作りがあれば其れでも良い。他に、川砂・バーミキュライト・パーライト・培養土などがあれば用意する。
(4)篩(ふるい)に掛けて細かくなった土(粘土質)と腐葉土をミックする。割合は半々が目安。腐葉土以外に、川砂・バーミキュライト・パーライト・培養土などがあれば適当にミックスしても良い。
(5)埋め戻す。
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穴を開ける場所または穴の数
- グランドカバーが不十分で土が露出しがちな場所。
- グランドカバーが不十分で雑草に負けている場所。
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- このような場所は、粘土質であったり、石が横たわっていたり、兎に角、植物にとって不適切な状況にありますから、一先ずは穴を開けて土壌の様子を見ることです。
- 粘土質かどうかは土同士がくっ付いて固い塊になっていたりすることで分かります。おにぎりのように握ってみてくっ付いてしまうのも粘土質の特徴。水に濡らすと逆にぬるっと指の間から抜けたりします。粉っぽいか、塊っぽいか、ずるずるか。さらさらした土の様子が無いものです。
- 赤土も特性は粘土質に近いですから、腐葉土とミックスさせますが、量が多ければ捨ててしまいましょう。