ミモザの育て方=正しい剪定のやり方
ミモザの剪定についてサイトをチェックすると、だいたいこんな感じ。
大きくなる。伸ばし放題だと10メートル級。横幅も同じくらい。直径10メートル・高さ10メートルの円柱をイメージすればよいのかな。根は浅い。風に弱い。花後に剪定。夏場の剪定は花芽をつけている頃だから駄目(?)。相当切り込んでも駄目になることは少ない。普通の家の庭に植えるのは不適当。常緑樹だけど相当量の花が落ちる。近所迷惑になる。それでも最近は黄色い弾けるような花と愛らしい葉の形が人気で庭に植える人もいる。地植えは何かと問題が多いが、ツリーポットに植えれば制限が掛かるのでサイズのコントロールが出来るだろう。
さて。能書きは片隅にいれておいて、何が一番大事か考えてみましょう。
<サイズと場所>
植える場所と求めるサイズ。逆かな?、求めるサイズと植える場所。まあ、一緒に考えないと不味いということだね。で、何も考えずに植えてしまったら、返って話は早い。その場所で適当と思うサイズを決めればよい。直径Lメートル×高さLメートルの円柱になる訳だが、このLをどれくらいにするか。隣家境界に近ければLは小さい。狭い庭だってLは小さい。
剪定を自分でやる場合、しかも脚立のようなものを使わない、即ち普通に立ったまま手を伸ばして剪定する前提を置くと、これまた話は早い。長尺の剪定ばさみを使ったとして、剪定できる高さはせいぜい2.5メートル。
超単純に考えて、高さ、あるいは横幅が2.5メートルを越えたら、2.0メートルまで切り戻す。これを毎年単純に繰り返す。
<剪定>
目の前のミモザを見ながら根元を中心線とする2.0メートルの円柱と2.5メートルの円柱をイメージする。イメージができ難いなら、左右に支柱を立ててみよう。高さは左右の支柱の間隔と同じ長さで高さを見てやればいい。勿論アバウトで問題ないです。それに必ずしも前後左右対象のきれいな円柱である必要は有りません。
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失敗しました~!
以前、春先1本を土に下ろして植えてみた。すこぶる元気でどんどん成長してくれた。台風のシーズンも乗り切ってくれた。問題は冬。だんだん元気がなくなって、例の大雪の影響かぴったり息吹が感じられなくなった。三途の川を流れていってしまったかも。
ある程度大きくなるまでは冬は慎重に保護してやらないと駄目です。 土地に馴らすには3年は見ておきたい。幹巻き、マルチング、だけでは不足。雪と風の囲いが必要。そのために早く成長させてはいけない。強め強めに剪定して、土地に慣れるまでは大きくしないこと。こういう基本的なことを忘れていました。
次回、頑張りましょう。
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ミモザは寒いところでは無理ですよと園芸コーナーに出入りする業者の人に言われてしまった。やはり難しいんだ。でも何とかしてみたい。寒さに弱いミモザを何とか植えてみたい。時間を掛けて寒さに馴らすにはどうするのかな?
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