花が咲くのが先か?葉が出るのが先か?


花が咲くのが先か?葉が出るのが先か?

春の桜を見るとどう言う訳か花が先に咲いて、花が散る頃に葉が出て所謂言うところの葉桜になる。梅も同じように先に花が咲きます。ところが、林檎のように葉が先に出てから花を咲かす樹木もあります。同じ桜でも山桜は葉が先に出るらしい。花と葉の後先を決めるのはどういう理屈だろうか?。



都市伝説と植物科学の戦い?


  • 風媒花は花粉付着の効率が良いように花だけを先に咲かせ、受粉の邪魔になる葉を後にする。
  • 虫媒花は想定している虫が動き出す温度に合わせて花を咲かす。
  • 目的の虫が温度でなく日照時間で反応する場合は、花の方も日照時間を見て花を咲かせる。
  • 花を充実させて花粉量を多く出来る樹木は、花粉量が最大となるタイミング(時期)で花を咲かす。
  • 獲得した特性は地域環境で変わるのか一定なのかも分からない。

サンプリング:
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花が先
アンズ(杏子)、ウメ、エゾヤマザクラエゾムラサキツツジ、キタコブシケヤマハンノキ、サクラ、シラカンバネコヤナギ、ハナミズキ、ミヤマハンノキ、モクレン、モモ、ベニイタヤ

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葉が先
アジサイ、イチジク、プラム/スモモ(李)、カキ、キハダ、サンザシ、サンショウ、タラノキ、ニガキ、バラ、ハリギリ、ブルーベリー、ホオノキ、ムクゲ、ヤマザクラ、リンゴ、レンゲツツジ、。

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しかし、まあ、なんというか、こういう話は、春に花を咲かせる樹木限定だね。夏の花は当然ですが既に葉が出ているに決まっています。常緑樹に至っては更に当然ですが葉が既に出ていますから、どっちが先化の議論の入り込む余地もありません。

サクラは人の世話が前提で生きてるから理屈は当てはまらないが、自然淘汰の理屈で行けば花が先の樹木はやはり劣勢だろう。まだ寒い時期に活動を始める昆虫との共生の感が無くもないが、後は風任せ。戦略的な幅が限られているので、特定品種に限定されているだろう。

素人考えよりはるかに手が込んでいる。

http://www2u.biglobe.ne.jp/gln/14/1414.htm