ダリアの育て方<プラン2015>
いろいろ試行錯誤してきたが、今年も手抜きでダリアを育てる工夫をする。
全部駄目になっているので改めて花屋さんで購入する必要がある。
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春・夏・秋
- 購入。鞠(まり)型ともう一つ。5号鉢~7号鉢。
- 大きいサイズの植木鉢に植え替える。7号鉢~9号鉢。
- 用土はダリア用にブレンドしたものを購入してもいい。適当な土に腐葉土をミックスしても良い。専用土は使い回しができないので避けたい。軽いフワフワの用土を心がける。
- 一回り大きいサイズの植木鉢に収納する。二重構造にする。隙間には適当な土を入れておく。同じ用土でも構わない。
- 庭のダリアを起きたい場所に穴を掘る。深さは、植木鉢の高さの3分~7分程度。10センチ~20センチ程度。穴底には水はけを確保するため少し深く掘って排水性のよい土などを入れておく。
- 二重構造のまま植木鉢を穴に埋める。
- 支柱を立てる。仕立ての大きさをイメージして支柱の長さ(高さ)を決める。
- 後は普通に。
- 花後も球根を大きくするため(元の大きさに戻すため?)に葉に光りを当てる。
- 寒くなって葉の活動も終わったら冬季休眠のため、寒波が来る前に手当てをする。
何処まで手抜きできるか色々考えられる。以下は幾つかのアイデア。
- マルチングだけで済ます:
厚手のマルチングを施し、更に全体をビニールシートで覆うか、プラスティックカバーを載せる。大きな植木鉢を逆さにして使っても良い。春になったらカバーやマルチングを除去する。 - 単純な屋内退避:
中鉢を取り出して屋内の安全な場所に取り込む。二重構造のまま取り込んでも良いが、戻すのが面倒になるかも知れない。水遣りは厳禁。用土の中の水分の蒸発を妨げないようにしておくこと。春になったら、屋内退避したものをそっと戻してやる。冬の間、庭の穴にはカバー(植木鉢のプレートでも良い)を掛けてゴミなどが入らないようにしておく。 - 株分け・植え替え:
屋内に取り込んだら、球根(芋)を掘り出してバーミキュライトに埋めて保管する。春になったら新しい土を入れて戻す。このとき、球根のサイズが大きかったり、鉢を増やしたい場合は分球する。花芽を傷つけるときがあるので慎重に。一つの植木鉢に球根1個はリスクがあるので、3個以上収めるようにしたい。品種が混同しないようにも注意したい。球根を見ても品種は分からない。 - 単純に取り込んでおいて、春になってから株分け・植え替えをやってもかまわない。球根にアクセス回数が1回で済むので確率的には花芽をだめにするリスクは軽減される。
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- 植木鉢を二重にして使うのはよくあるアイデア。温度変化、湿度変化など環境の安定性を狙うもの。更に土に埋めることで環境安定性を強固にする。手抜きでも夏の乾燥と冬の寒さに耐えることを期待する。
- メリットは害虫の入り込みを防ぐ。他の樹木などの根と交差するなどを回避できる。逆に言えば、他の樹木類の成長を阻害する要因になるので、注意深い作業が必要だ。
- 当然、雑草の影響も受けにくいはずだ。
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