オオデマリを植える
高さ2メートル~3メートルの低木落葉樹。一本でも存在感はあるが数本を寄せて植えると迫力まで出てくる。アジサイの密集感に近いイメージ。花の色は白以外にピンクなどもあるが、やはり白にこだわりたい。
オオデマリの育て方
- (土壌)
酸性アルカリ性は極端でなければ問題なさそう。腐葉土の多い肥沃な土質が好ましいらしい。 - (樹形)
自然樹形で普通は問題ない。定期的な剪定は必要ないだろう。 - (夏越え)
日本の真夏の日差しと乾燥が問題になりそうだ。給水を忘れると枯らす心配もある。根の張りが不十分な植替え直後の真夏は要注意。場合によっては少し葉を落とすなどの工夫も必要だろう。
オオデマリの開花時期
5月、6月。涼しい地域なら6月か。梅雨時の花となる。
問題は梅雨明けだ。灼熱の太陽と乾燥に襲われると流石に厳しい。日除け代わりに落葉高木の傍に植えたいが、なければ適当なもので日除けを作るしかない。
園芸用遮光ネット
乾燥防止のマルチングも欠かせない。オオデマリは冬も寒さ防止のマルチングが必要。結局年中マルチングが必要と思った方が良さそうだ。その場合はチップを上に継ぎ足す形で少し厚めに施す。チップサイズも大きめのものを使う。マルチングエリアは枝の張り出しに相当するエリアが良いだろう。落ち葉は見苦しいので使わない。後、基本的なことだけど、チップに侵入した雑草は確実に抜き取ること。
マルチング
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(注意)
日ごろから水をやりすぎると根の吸水能力が低下します。十分乾燥させてから給水するのが良い。マルチングを施していると乾燥の具合が把握できないので、葉の元気さなども見て注意深い対応が求められる。過ぎたるは及ばざるがごとし。っていうか、枯らしたらゲームセットです。
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