グランドカバー作戦<2015>


グランドカバー作戦<2015>

春分の日が過ぎると庭は一気にグランドカバーと雑草の地表面の争奪戦が始まります。

春先の雑草駆除は夏場の雑草駆除の10倍の価値があります。ですから暑くなる前に庭仕事をしっかりと。



グランド(地表)はグランドカバーで制す?。
雑草かどうかは多分にこちらの問題です。グランドカバーとして許容する範囲を広げれば案外問題解決が容易です。グランドカバーはシバと決めて掛かってはいけません。

ということで、今年は、植物同士がどのように地表を奪い合うのかを見るのを楽しみたい。

毎年、草の様子を見ていると、正に入れ替わり立ち代り、色々な雑草が出ては消え、消えては出てきます。何かを駆除すると次に別の何かが出てくる勘定です。



《グランドカバーに含める雑草もどき?》
  • シバ
芝にも種類が色々あります。好き嫌いもあります。嫌いな芝は殆ど雑草です。だからと言ってうっかり除去するとその隙間に雑草が入り込んできますから始末が悪い。
コウライシバやノシバなど葉がしっかりしていて短いものは好ましい。一方で、葉が糸の様に細く伸びる芝も好感度が高い。
一方で、牛の糞のように塊になって育つ芝は厄介だ。庭ではほぼ雑草がシードミックスを撒くと出現する。これだって他の芝が育つ前に除去するとその場所が雑草の進出拠点になるので慎重でないといけない。
  • カタバミ
ヤマトシジミのためにも放置。但し、芝刈り機を入れるときの刈り取りは構わない。黄色い花はなかなか魅力的だ。
  • スミレ
日本スミレは雑草のように逞しい。人によっては殆ど雑草かも知れない。紫色の花が魅力的。タテハチョウの環境植物なのでドッグランエリア以外は放置。グランドカバーとみなす。園芸品種で置き換えるのは難しいだろうが、エリアを決めて植え込んでも面白いかも知れない。
  • クローバー
土壌改良にもなるので放置。芝刈り機を入れるときの刈り取りは構わない。
  • ティントクローバー
クローバーと同様の扱い。先祖返りしない品種、白系のティントベール、カラー系は茎にも色が付いたものに限定して植えつけること。あまり分散させないこと。原種系と混在するとやはり劣勢になって存在がかすむ。
  • アジュガ
アジュガのグランドカバーは雑草にしか見えないので変な感じだ。普通の雑草にそっくり。それでも花を咲かせるときは素晴らしい存在感を示す。芝刈り機が入るドッグランエリアでは簡単に駆除されてしまうだろう。まさか、いきなりカットするのは忍びない。他の場所に移植するのがいいでしょう。結構丈夫で広がる速度も速いが、移植で手伝えば更に効率的。
  • リシマキア
リシマキアもドッグランエリア向きではないがグランドカバーの可能性を残す。ランナーが伸びて想像以上に早く広がる。これもドッグランエリアに出てきたら適当に切り離して他の移植するのが良さそうだ。葉の色がきれいなので楽しみだ。
ツルニチニチソウは見ているとツルを伸ばした先からも根を出して自立化しているようだ。グランドカバーの素質十分だ。挿木でも簡単に根付く感じだから、手助けしてやれば生垣の足元などのカバーとして魅力的。花が終わったら、公園のツルニチニチソウの枝を数本もらって挿木をしてみよう。
  • アイビー
アイビーは丈夫の代名詞。一度植えたら二度と駆除できない。ヘデラと同じ?。グランドカバーというより単に手入れが行き届いていないだけにしか見えない。壁を伝う雑草でしかない。兎に角、面倒な奴だ。必死に駆除する必要はないが、特定エリアだけで我慢してもらうのが良いでしょう。
  • ワイヤープランツ(ミューレンベッキア)
ワイヤープランツはどう見ても地味だな。しかし、面白そうだ。試しに1株でも仕入れてみるかな。
  • タマリュウ/リュウノヒゲ
タマリュウ/リュウノヒゲも地味だね。和風の趣き。悪くない。ドッグランには向かない。成長がやや遅い。
  • ムスカリ
ムスカリは出来の悪いシバに見えないこともない。春には花が咲く。
  • ヒューケラ
ヒューケラは葉っぱの微妙な色が魅力的。直射日光には耐えられない。日陰に這わせるには面白そうだ。但し乾燥にも弱いので軒下は無理。これも試しに1株仕入れて植えてみるかな。
  • ミント
ミントは見かけによらず強い。以前植えたものが既に雑草のようにのさばっている。欠点は地表を多い尽くす形にならないこと。リシマキアに似ている。
  • ヤブラン(サマームスカリ・リリオペ)
何時植えたのか覚えていないヤブランが育っている。
  • ギボウシ
ギボウシは明るい日陰のグランドカバーだけど、葉が大きいので狭い庭ならワンポイントでの利用となるだろう。だからグランドカバーというより植栽の一つとして位置づけられる。冬は地上部が枯れるので植える場所は考えたい。どんどん増えるものでも無さそうだ。意識して株分けしていくことになるか、必要分を纏めて購入するものだろう。
  • シバザクラ
シバザクラはこれまでグランドカバーに考えることもなかったが、性質は結構強くてシバが苦手な場所のカバーに使えそうだ。何と言っても春のピンクの花が魅力的。ドッグランエリアは流石に無理だが、砂利石の多いところでも克服できるかも知れない。日当たりのいい軒下なども。
多年草だが古くなると木質化して花を咲かす力が落ちる。株の更新など一定のケアは当然必要。これも1株でも入手しておこう。