ブルーベリーを植える
ブルーベリー
日本の食べ物ではない。欧米ものだ。洒落こいた人間が食べる。と、何時の間にか誰でも普通に食べるようになっている。アメリカ農務省の勝利かな。
ブルーベリーは1本では結実しないらしい。2本以上。同じ種類でもいいのか違う種類が必要なのか。ものには異なる種類の文字がある。
ブルーベリーは品種が多い。農業国アメリカの各州で改良に励んでいる。
ハイブッシュ(北部ハイブッシュ(原型種?)、南部ハイブッシュ(北部ハイブッシュと他品種の交配種)、ローブッシュ(荒地系?国内では流通していないようだ)、ラビットアイ(小粒系)、チャンドラー(超大粒)など。その中も細かい品種が設定されている。
<ラビットアイ>
不明 Unknown x2
具体的な品種は分からないが、取り敢えず、2本植えた。そろそろ3~4年生になっているのに花ひとつ咲かせない。かなり晩生(おくて)の樹木だ。
(一般的に売られている品種は、ホームベル、ティフブルー、ウッダードの3種)
ラビットアイ ホームベル
ラビットアイ ティフブルー
ラビットアイ ウッダード
<北部ハイブッシュ>
ブリジッタ Brigitta
生長が早い。あらゆる土壌で良く育ち、各国へ普及している。果皮はしまり酸が適当で非常に甘い。生食用専用種として有望である。この時期の品種では最高の食味を誇る。ブリジッタブルーは同一品種。
説明を見ると育てやすそう。食べても美味しそう。文句なしだね。
(ニッポン緑産 〒390-1131 長野県松本市今井2534 0263-59-2246)
<南部ハイブッシュ>
サンシャインブルー Sunshine Blue (ブルーベリー)
常緑半ワイ性種。花がピンクで果粒が大きく、食味が良い。土壌のPHが高くても良く育ち自家受粉する。家庭園芸用。食味良好。低木90cm位。
説明をみると趣味で家庭で植えるならこれ!という感じ。常緑なら生垣代わりに使えるかな。目隠し用途は高さ90センチでは駄目か。ツツジの代わりにはなるかも。
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~五年後の追記~
(秋の仕事)
ブルーベリーも9月になれば今年のシーズンも終わる。今年はもう間に合わないのは当然として、来年の花を楽しみに売れ残りのブルーベリーを買っておこう。
問題はいつもラビットアイの受粉。
受粉は上手く行っていたが、2年ほど前に場所を変えたら受粉が上手く行かなくなった。 場所を元に戻しても良いが、ブルーベリーでもっと賑やかにしたい。紅葉も楽しみたい。
ラビットアイの救いは土壌に神経質にならないで済むことかな。時間が限られていると思えば、挿し木を楽しんでいる暇もない。普通に苗木を買うのが一番だろう。大きな植木鉢を使って保湿を確実にする。普通に地植えてもいい。
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ブルーベリーと言えば、子育てヒヨドリの存在を忘れることは出来ない。鳥たちは花を食べにくるのだ。4月5月に果実はないので小鳥に与える餌は花になるのだろう。
ネットを張ってヒヨドリから花を守る。それはもう昔の話。今はもう鳥たちに食べてもらっても構わない。
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