腐葉土の材料
<庭から出てくる材料>
庭に植物がある限り勝手に材料は生まれてくる。これらは庭掃除の時にそのままポットで回収すれば良い。刻んで突き叩けば量は相当少なくなる。更に重石をしておく。
- 落ち葉
- 剪定した枝葉
- カットした芝・サッチ・草花
- 枯れた草花
- 土を掘り起こした時に出る木の根、草の根。
<台所から出てくる材料>
生ゴミは食事の準備、後片付けの時に相当出てくる。
- 濡れた生ゴミは水切りに入れる。
- 水分をとった生ゴミは小さくカットする。理想はみじん切りだが、時間と労力に限界があるから、乱切り程度でも構わない。
- 卵の殻も一緒にして良い。貝類の殻は、金槌か石で叩いて細かく砕いてから入れる。または入れない(利用しない)。
- 肉(豚・牛・鳥・魚・貝類)や油で処理した材料は入れない。
- カットした生ゴミは腐葉土用の蓋付きバケツに入れる。腐葉土用生ゴミバケツを決めておくこと。
- 1日に1回は生ゴミバケツから外のポットに移す。バケツは簡単に洗って清潔にしておく。台所で匂いが出たら困る。
- 外の腐葉土作りポットは落ち葉と生ゴミを分ける必要は無い。
- ポットに生ゴミを入れ、上から重石をして、蓋を被せる。蓋はビニールの袋の方が温度が上がるのでいいが、都度は面倒なので、ポットのプレートをちょん乗せしておいてもいいし、省略しても良い。只し夏場は臭いが問題になるので何らかの手当ては必要。
<腐葉土作りポットの管理>
- ポットが落ち葉や生ゴミでいっぱいになったら、重石は乗せたまま、今度は蓋をします。
- 1ヶ月経ったら別のポットに逆さに入れて天地を逆転させます。その時に、ショベルなどで突き込んで材料が良く混ざるようにします。
- 生ゴミや落ち葉が黒くなってぼろぼろになっていたら生の腐葉土が出来ていると判断します。時間に余裕があれば、更に熟成させます。量が減るので複数のポットを一つにまとめてもいいです。
- 更に余裕があれば、天日干しを行います。狙いはさらさらの腐葉土を作ること。ガーデニングの土いじりに使うプレートがあれば、薄く広げて乾燥させます。乾燥したら、ゴム手袋などで扱(しご)いてばらばら・ぱらぱらにしてやります。次に粗い目のふるいで振って回収します。
- 腐葉土を作りすぎたら、人に譲ってもいいですし、庭の元気ない誘うな樹木や草花の周囲の土地改良に使います。
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