イチジクを植える
何処で入手したものか分らないが背丈は無いのにイチジクの大きな葉が広がっている。冬に一度枯れたがまた芽を出したもの。場所もいい加減なもので今後どうしたら良いか考えましょう。冬になったらまた枯れてしまうかも知れない。一年草みたいな木だと実をつけることは永久に無理だね。もともと南国の木らしい。ただ、イチジクなんて食べても美味しくないし、形も良くない。切り倒してもいいかな。可哀相だね。イチジクの主品種は結構たくさんある。何が植わっているか確認する術はあるかな。
「いちぢく(イチヂク)」OR「いちじく(イチジク)」論争?
漢字は無花果で植物の形態を当てているがようだが、この植物の名前(読み)はウィキペディアによると期限はペルシャ語のアンジール(Anjir)らしい。中国にわたって「映日(果):映日果は果物の意を追加したのだろう」になって、ようやく日本に来たとか。"D"サウンドは無いから「いちじく」で正解だろう。 勝手に、1日に1果ずつ熟すから「いちじゅく」。それの変形とする人もあるが多分それは後付だろう。初めて見た奴・貰った奴・食った奴にはそんなことは分からない。自分で育ててやおら名前をつけた。それまでは名無し。なんてこともあるまい。
- イチジク
- イチヂク
- 無花果
- 蓬莱柿
イチジクの育て方
何が注意といって「水」。水を欠かすと駄目。
水が多いと酸性になるから、たまに石灰もいるだろう。
ところで、寒い場所でもイチジクは収穫できるのか?
※
<イチジク越冬と防寒>
- 足元はマルチング。これは地熱の放出を妨げるので否定的な見解が多い。しかし根っ子だけでも護るにはマルチングは放棄できない。
- 主要な枝は藁(わら)を巻きつける。運よく農家があればもらえる。この頃はホームセンターで販売されることも有る。撒きつけるとき、風で飛ばないように縄でしっかり固定するが、冬芽が出ていたら傷めないように注意する。
- 藁を外すのは霜の心配がなくなる磁器を選ぶ。
- 藁を外して先端の冬芽の痛み具合を確認し、凍害を受けていたら、枝の緑色が茶色に変色する辺りで剪定する。新しい芽の発生は直下の節目から出てくることが期待される。
- 樹高が低いと凍害を受けやすいので初期は高さを稼ぐように剪定あるいは誘導する。防寒対策(藁巻き)は縦方向の枝を優先する。横方向に伸ばすのは地上1.5~2.0メートルを確保してから。
※
イチジクの品種
本当い色々あるんだ。裏庭に植えたチビ助は品種まで分るかな。苗木が冬に枯れて根元からまた新芽が出てきたのを育てているが今年の冬もまた枯れてしまいそうだ。そのうち耐寒性を身に着けてくれるかしらと。
- ホワイトゼノア:寒さに強い。
- 蓬莱柿:早生日本種。比較的寒さに強い。
- ビオレ・ドーフィン:夏果専用種。甘味が強く芳香があり。
- 桝井ドーフィン:昔(明治時代?)に桝井というひとがアメリカ辺りから持ち帰ったドーフィンの子孫。国内のイチジクの多くはこの種類らしい。
- とよみつひめ:福岡で品種改良されたもの。糖度が高い。
- ビオレ・ソリエス:フランス産。とても甘い。
- スミルナ:ドライフルーツ用にトルコで多く栽培されている。
- セレスト:耐寒性が強い。実が小さい。美味しい。
※
イチジクの食べ方
- 生で食べる。茎の白い知るが口に付くと痒くなるから皮を剥いて食べる。らしい。
- シロップと赤ワインで煮て食べる。
- タルトにする。イチジクとリンゴのたるとでも良い。
- コンポートにする。
- ジャムにする。
- ドライフルーツにする。
紅茶のシフォンケーキをデコレートするフルーツはイチゴが定番だが、イチジクも一緒にデコレートするとリッチな感じになって素敵だ。
- イチジク酒:
サイトを見てみるとイチジクを果実酒にするのは結構難しいようだ。無理に作って美味しくなさそうだ。ということで、これは断念。
蓬莱柿?
ホウライシ。イチジクの品種の1つらしい。
※