オベリスクはエジプトとかギリシャの時代に神殿に置かれた記念碑のようなものだったけど、その魅力的な形状(タワー型)をガーデニングにも利用するようになったようだ。和庭園なら灯篭が思い浮かぶがオベリスクにも光を絡ませるアイデアもありそうだ。下からライティングすれば結構面白そうだ。
オベリスクはつる性の植物を見栄え良く絡ませて楽しむものだ。つる性バラ、テッセン~クレマチスが一般的だが、バラはつる性でなくても場所の収まりが良いので有効だろう。またブドウを這わせても大きな特徴のある葉のグリーン、果実の収穫、紅葉まで楽しめて面白い。
同じ形状のオベリスクを2つ3つ並べて間に棚を通せば空間利用が広がる。やや煩くなるので棚は高くしない方が良いだろう。
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鉄製の重厚なオベリスクが一番。価格も1万円前後で手に入る。組み立ては自分でやる。難しいのは足場の収まり。鉄製ならプレートを敷いてその上に乗せてもいい。上出来のオベリスクなら小さな穴が開いているので附属の固定用の杭を打ち込む。
鉄製オベリスク
樹脂製等のものは軽いのが難点だがその分価格は安い。鉄製の半分。足場をしっかりさせるためには地中に少し深めに入れるしかないが、高さ(深さ)を均等にするには工夫が必要。少し深く掘った穴にプレートを置きそのプレートの高さで位置を調整する。しっかり固定させるためのものだから強度さえあれば石でもレンガでも良いし、ホームセンターのミニプレートでも良い。
樹脂製オベリスク
アイリスオーヤマからも手ごろな商品(GQ-200)が出ている。デザインも悪くない。処分を考えると樹脂製の方が気楽だが、存在感・安心感は鉄製には及ばない。鉄製も考えようではくず鉄にできるかも。
植物が絡んで安定するまでは足元にブロックを置くとか重石を下げるとか強風対策が必要。
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ふと見かけたこれなかなか良さそうだ。
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オベリスク 直径40cm×高さ220cm(埋め込み時200cm) BK-220
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アサヒペン オベリスク(大) OBE-250